第11回 散歩中 拾い食いには気をつけて!
トーさんは散歩中の「くんくん」基本は禁止しています
犬の性質の一つ、くんくん匂いを嗅いで情報収集をしますよね。いろんな考え方があるかと思いますが、トーさんは、外でのクンクンは安全を確認できる場所以外は禁止しています。残念ながら、人間ファーストの世の中です。道路の脇の茂みなどには殺虫剤や、除草剤などが撒かれている可能性があるのです。人間の目では見えないので確認が不可能、誤って舐めてしまい愛犬が体調を崩してしまったりするリスクを考えるとむやみにくんくんさせる気にはならないのです。
なんで、こんなところに、こんなものが?
茂みになんで唐揚げの骨が落ちているの?こんなところにガラス、針金が?散歩の途中に見かける不思議な光景です。トーさんも、最初の頃はマナーが悪い人がいるのだなあと腹を立てていました。しかし、先代犬のひじきの散歩中に、トーさんの頭の上から唐揚げが降ってきたのです。上を見上げたら、カラスと目が合いました。
カラスがゴミを漁って巣に持ち帰る途中に落としてしまったりするものなのですね。カラスだけでは、ありません、ネズミや野良猫、もしかするとペットが逃げ出したフィレットやアライグマなどかも知れません。どちらにせよ、愛犬がそれを拾い食いするのは良くないですよね。裂けた鳥の骨が腸内に刺さり、死に到る悲しい事件も実際発生しています。トーさん達、人間が制止するよりずっと早く犬の反射神経は鋭くパクッと咥えて瞬時に飲み込もうとします。小型犬や、口を開ける訓練を普段からしている子なら、間に合うこともありますが、犬も必死なのでほとんど回収はできないと思った方が良いです。
散歩は愛犬にとって楽しい時間です。不幸な事故が起きないよう、歩きスマホなどはやめて愛犬をしっかり見守ってあげたいですね。