1、エアコンの温度は犬に合わせてあげてください
節電したい気持ちもわかります。冷え過ぎは人間の体調を狂わせることもよくわかります。だけど、愛犬にとっては人間の快適な温度は「暑い」のです。ここは、一枚人間が重ね着することで愛犬の「快適」に合わせてあげたいですね。余談ですが、最近のエアコンの省エネ性能は素晴らしいものがあります。古いエアコンを使い続けるより買い替えの方が、結局電気代が安く済むなんてこともありますので、少し考えても良いかもですね。
2、カーテンを遮熱カーテンに替えてみる
部屋の温度を上げるのは、太陽光です。カーテンを遮熱カーテンに替えるだけで。部屋の温度を下げる効果があります。日中はカーテンを閉めてあげるなどの、ちょっとした気遣いが愛犬の夏バテを防ぐことになります。
3、氷柱などを作ってみよう
2リットルのペットボトルに水を入れて、冷凍室に入れてカチンカチンに凍らしますこれをバスタオルなどに包んで愛犬に与えましょう。涼しいと感じれば、側で休むかもしれません。ただし、犬によっては、噛み噛みおもちゃと思ってイタズラをする可能性もありますので、誤食を避けるためにも、目の届く時間だけ与えてください
4、散歩の時間は早朝にしましょう!
真夏の日中の散歩は犬を殺すようなものです!絶対にやめて下さい!超小型犬でしたら、5分直射日光を浴びただけでも熱中症になることがあります。昔の話ですが、知識のないカメラマンが日中、ひなたで撮影をしていて、近くで撮影していたトーさんが大丈夫かな?とライターさんと話をしていたところ、パタンと倒れて痙攣が始まり、撮影そっちのけで、介護に当たったことがあります。幸い一命は取り留めたのですが、10分処置が遅かったら危ないところでした ……。仕事の関係で夜という人もいるかと思いますが、夜はまだまだ暑いです。特にアスファルトやコンクリートの地面などは、昼間の余熱があります。夜は、道に落ちている犬にとって危険なものが見えなくかったりするので、頑張って早起きして、まだ涼しい早朝に散歩に出かけるのがベストです!
5、簡単にできちゃう!犬用変わり氷を作ってみよう
100均の製氷皿があれば、簡単にできる犬大好き変わり氷。
まずは、ササミの茹で汁を使ったささみ氷
ささみを茹でた汁を製氷皿に入れるだけです。茹で上がったささみは
トッピングとして、ご飯にかけてあげても良いですね
次は、麹パウダーを水に溶かして製氷皿に入れる麹氷
腸内環境を整えてくれるので、夏に弱りがちな胃腸に良いですよ。
注意点は、冷凍だからといって長期間の保存は厳禁です。作ってから
2日くらい経ったら、残った分は廃棄してください。
まとめ
暑い夏、愛犬が快適に過ごせるように、ほんのちょっとの努力をしてみませんか?愛犬がスヤスヤとお昼寝をしている姿は、何ものにも変え難い気がします!
1、エアコンの温度は犬に合わせてあげてください
2、カーテンを遮熱カーテンに替えてみる
3、氷柱などを作ってみよう
4、散歩の時間は早朝にしましょう!
5、簡単にできちゃう!犬用変わり氷を作ってみよう
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トーさんは散歩中の「くんくん」基本は禁止しています
犬の性質の一つ、くんくん匂いを嗅いで情報収集をしますよね。いろんな考え方があるかと思いますが、トーさんは、外でのクンクンは安全を確認できる場所以外は禁止しています。残念ながら、人間ファーストの世の中です。道路の脇の茂みなどには殺虫剤や、除草剤などが撒かれている可能性があるのです。人間の目では見えないので確認が不可能、誤って舐めてしまい愛犬が体調を崩してしまったりするリスクを考えるとむやみにくんくんさせる気にはならないのです。
なんで、こんなところに、こんなものが?
茂みになんで唐揚げの骨が落ちているの?こんなところにガラス、針金が?散歩の途中に見かける不思議な光景です。トーさんも、最初の頃はマナーが悪い人がいるのだなあと腹を立てていました。しかし、先代犬のひじきの散歩中に、トーさんの頭の上から唐揚げが降ってきたのです。上を見上げたら、カラスと目が合いました。
カラスがゴミを漁って巣に持ち帰る途中に落としてしまったりするものなのですね。カラスだけでは、ありません、ネズミや野良猫、もしかするとペットが逃げ出したフィレットやアライグマなどかも知れません。どちらにせよ、愛犬がそれを拾い食いするのは良くないですよね。裂けた鳥の骨が腸内に刺さり、死に到る悲しい事件も実際発生しています。トーさん達、人間が制止するよりずっと早く犬の反射神経は鋭くパクッと咥えて瞬時に飲み込もうとします。小型犬や、口を開ける訓練を普段からしている子なら、間に合うこともありますが、犬も必死なのでほとんど回収はできないと思った方が良いです。
散歩は愛犬にとって楽しい時間です。不幸な事故が起きないよう、歩きスマホなどはやめて愛犬をしっかり見守ってあげたいですね。
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今では意味ないことでも、昔は意味がありました。
愛犬のひじきですが、サイレンと一緒に遠吠えをしたり、アスファルトの道路を散歩の時、ウンチの後に、後ろ足であるはずのない土をかけようとしたりします。これは、犬が野生の時代の名残です。遠吠えは仲間との交信、後ろ足で土をかけるような行為は、他の動物からの追跡を逃れるためブツを隠す行為なのです。くるみだけではありません。ずいぶん前のことになりますが、都会育ちの犬が山登りにチャレンジするという企画で、撮影をしたことがありました。最初はおとなしく、慣れない環境に怯えていたモデル犬でしたが、山道を行くほどに、息切れして行くトーさんと対照的に、目がきらきらして、どんどん快活になっていきました。そして、最後には林の中に隠れている雉子を見つけて、追いかけようとリードをぐいぐい。その姿は野生の狼のようでした。このように、普段の生活でも、少し日常から離れた場所でも、犬の遺伝子に隠された太古からの性質、本能に従順な行動が見られることもありますよね。
本能というのは、すべからず生き延びるための術です。
例えば、トーさん達人間が、腐った肉を食べたらお腹壊しちゃいますよね。でも、大概の犬は大丈夫です。それは、自分達の胃酸がとても強く、悪い菌が胃を通過できないことを本能で知っているからでしょう。人間の側で犬が暮らすようになってからの長い時間。何代にも渡っての経験は遺伝子の中に組み込まれているのかも知れません。犬にとって食事は大袈裟に言えば、命を保っていく大切な行為です。体に悪いものを食べて体調を崩したり、死にいたってしまった経験も過去の代にはあったかも知れません。そのせいかどうかはわかりませんが、トーさんの経験では夜と野生に近い犬ほど、警戒心が強く、初めてのフードやおやつをいきなり食べたりしないケースが多いです。経験からかなと思っていたのですが、犬の栄養学との雑談で、この話をしたところ、僕の経験からも、そういうものだよという返答が返ってきました。そして、自分で納得すると新しいモノに挑戦するとのこと。どうやら、トーさんの推理は外れてはいなかったようです。
野生的とは繊細なのです!
野生的というと、人間界では細かいことを気にせずに欲望のままに生きるイメージですが、動物の世界では、細心の注意を払い、鼻、目、耳を駆使して、安全を判断するのです。もちろん、野生の記憶が薄れている犬達もいるみたいですが、野生的な犬も多いです。もし、新しいフードや、おやつに愛犬が興味を引かなくても、ガッカリしないで、一週間から10日くらいは様子を見てください。案外、ある日突然、けろっとした顔でガツガツ食べ始めるかも知れません。(笑)
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お留守番ができる子は、いっぱいいますが、一部の犬種を除けば
大体の犬は家族という群れで暮らすことを幸せと思っていますので、あれっ、お父さんもお母さんも、お兄ちゃんも、お姉ちゃんも家にいるよ!「わーい」となるようです。
人も、コロナ禍で何かとストレスが溜まってしまう毎日。愛犬がすぐ側にいてくれるだけで
癒されますよね。これで、人も犬もハッピーに!
とはどうもいかないようです。愛犬が突然甘えん坊になって、片時も側を離れなくなってしまい仕事にならない。宅急便の人など、家の敷地内に入る人全てに吠えまくってしまう。
ご飯を決まった時間にあげているのに、食べなくなってしまった。などなど、ちょっと困ったちゃんに愛犬が変身してしまったという声をよく聞きます。
愛犬は愛犬なりに、新しい環境に馴染もうとしているのかもしれません。
甘えん坊になるのは、家族がいるから自分は頑張らなくても守ってもらえるからと思っているかもしれませんし、その逆に無駄吠えが多い子は、敷地内に入ろうとする他人から家族を必死で守ろうとしているのかもしれません。ご飯をいつでも食べられるから、与えられた時じゃなくても良いやと思うのは家族がいる安心感から来るものなのかもしれませんね。
もちろん、その逆の子もいます。私事ですが、トーさんが外出しているとくるみはご飯を食べません。ただいま〜と声をかけると、いきなりガツガツと食べ始めるのです。
きっと、食べたいけど、食べちゃったら、二度とご飯が手に入らないかもと不安なのかもしれませんね。(笑)
犬は変化を嫌う生き物です。家族と旅行などの多少の変化は刺激として楽しめますが、地震などの災害で生活が一変すると、メンタルを保つのが難しくなることが知られています。
STAYHOMEが長くなり、生活が変わりそうだなあと思ったら、もう一度我が家の愛犬ルールを作り直してあげたいですね。ルールが決まれば、犬がそれに従うようにうまく導いてあげれば、新しい暮らしも楽しくなります。お互いに無理はいけない、無理は長続きしないから。感情的に言い聞かせるのも駄目です。キツく叱ると人間も疲れちゃうから。焦らないで、ゆっくり少しずつ教えていきましょう!
]]>でも、トーさん達飼い主は、プロの獣医師が絶対できないことができるのです。
それは、毎日愛犬を見つめて、撫で回して、ちょっとおかしいかなと異変に気がつけることです。
病気の早期発見!これは毎日一緒に過ごしている家族だからこそ気がつけることです。
散歩の時に、足を引きずっている、食べ物の好みが変わったかなとか、昨日と違う今日の愛犬は飼い主だけがわかると思います。
トーさんの体験ですが、先代犬のスコテッシュ・テリアひじきのがんを発見しました、それは、いつものようにマッサージを兼ねたナデナデをしていた時でした。
おかしいな、なんだか痩せてるなと思ったのです。
痩せているだけなら、それほど気にしなかったかもしれませんが、体から嫌なオーラを感じました。科学的でもなんでもありません。何かがおかしいという不安は一晩寝ても消えなかったので、翌朝かかりつけの動物病院へ。
エコー検査の結果、MRIが必要とのことで、検査専門の施設へ連れて行きました。
結果、獣医師の先生からがんを宣告されました……。そこから2年弱の闘病生活が始まったのですが、半年前の定期検診では異常なしでした。
しかし、考えてみれば、犬は4倍の速度で犬生を駆け抜けて行きます。半年前は人間の時間で言えば2年前です。2年の月日は長いですよね。何かしらの変化があってもおかしくないのでしょう。
犬は我慢強く、体の不調を言葉で訴えることができません。だからこそ、日々の愛犬との暮らしの中で、飼い主は寄り添って、小さな異変を見逃さないようにしたいとトーさんは強く思うのです。
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散歩に、ご飯に、オシッコシート取り換えたり、ブラッシングや、お風呂に入れたり
フィラリアの薬をもらったり、ワクチンの注射に連れて行ったりなどなど。
人間の暮らしに、これだけやること加わるのだから、バタバタしてくるのは当たり前です。
よく、初めて犬を飼われた方に、「こんなに大変だとは思わなかった……」という、愚痴めいたことを相談されるのですが、トーさんは、いつも笑って答えます。
「息をするのはめんどくさいですか?水を飲むのは大変ですか?」
きっと、犬と暮らすのが特別なことだと思ってしまうのかも知れませんね。
もちろん、仔犬でも、成犬でも、最初の頃は人も犬も慣れないので、大変だと思います。
でも考えてみてください。覚えてないけど、幼児の頃、トーさん達人間も、歩くのでさえ大変でしたよね?たくさんの愛情を注がれて、はいはいから立ち上がり、歩けたり、自転車乗れたり、成長してく中で、それがアタリマエになってきました。暮らしの中に溶け込んでしまえば、大変だとは思わないですよね。犬との暮らしも同じだと思います。大変だと感じるのは特別な時間だから。きっと、繰り返すことで特別じゃなくて、人も犬も生きていく上でフツーにすることとなります。それが日々のお世話だと思います。トーさんの愛犬「ひじき」が、虹の橋を渡ってしばらく、トーさんはやることが少なくなって、とても寂しい気持ちになりました。ぼけっと、空のリードを眺めながら、犬と過ごしていたはずの時間を持て余していました。もっとも、半年経たずに、くるみが家にやってきて、もとの忙しさに戻ったのですが、幸せの忙しさだなあとひしひしと思ったものです。それも今では、フツーになっています。日々の暮らしの中で犬がいること。このアタリマエこそ、幸せなんだと思います。
だから、頑張って、一生懸命お世話をして、早く慣れてしまうのが良いのかなあと。慣れるのは悪い意味じゃなくて、自然に、そこに愛犬がいる日々ということですから。息をするように、隣に愛犬がいる日々は、きっと悪くないよとトーさんは今日も思うのです。]]>さて、準備が整ったら、好きなようにシャッターを切りましょう。
以上です。(笑)ふざけるな!と言うお叱りを受けそうですが基本的には飼い主さんが自由に撮影するのが良いのかなと思うのですよ。
飼い主だからこそ、可愛らしさを一番知っているはずですしね!
しかし、それでは、あまりに不親切と言う気も一方しております。
そこで、ヒントになれば良いかなという撮影テクニックを今回はいくつか紹介することにします。
1、スマホでもカメラでも、脇をしめて撮影しましょう!
スマホやカメラでも、大概の方はオートで撮影すると思います。露出や、絞りをカメラで自動的に設定してくれるモードですね。最近の技術は素晴らしく、オートで大概は上手に撮影できますし、夜景モード(暗い場所でも大丈夫)、ポートレートモード(背景をぼかしてファッション写真のように)など多種、多様な設定ができます。スマホでは、専用のアプリをダウンしても良いですね。ところが止まっている犬は珍しく、止まっているように見えても細かく動いていたりするモノです。そんな時、犬の動きにとらわれるとせっかくのシャッターチャンスを逃してしまいます。脇をしっかりしめてスマホやカメラをしっかり固定すると画面だけに集中できるので、落ち着いてシャッターが切れます。この余裕が素敵な一枚を手にできるかも知れません。
2、犬の毛色を考えた背景にしましょう!
黒い毛色の犬を黒っぽい背景で撮影すると、溶け込んでしまって目だけがキラリと、ちょっと怖い写真になってしまいます。白い犬を白い背景でも同じです。もっとも、補正ソフトを使って後処理でうまく表現することも可能なのですが、それよりは、たくさん撮影した方が楽しいと思います。柄が入っている背景もガチャガチャになるので避けた方が良いでしょう。
3、正面で中心の写真が撮影できるようになったら、構図アレンジにチャレンジ!
まずは、画面のセンターに犬が収まるようにカメラを動かしてみましょう。これが基本になります。それが、撮影できるようになったら、意図的に、犬を端っこに配置したり、大胆に顔を半分カットしたり、引きの風景の中にポツンと犬を置いたりとアレンジを色々楽しんでみましょう。いろんなアレンジ構図で撮影できるようになったら、毎日見ているはずの、愛犬から新しい可愛さを発見できて、ますます愛犬が好きになること間違いなしです!最近、トーさんは、くるみの後ろ姿が可愛いなあと思ってます。
4、光を読んでみる
最後に少し、難しい話をします。太陽を背にして撮影することを巡光撮影といいます。その反対で、太陽に向かって撮影することを逆光撮影、その中間で太陽を横にするのを半逆光撮影などと言います。どれが、正しいとかではなく、それぞれ特徴がある写真が撮影できます。基本は順光撮影です。これは、くっきりと愛犬が写ります。ただ、あまりに日差しが強いと犬が眩しそうに目を細めてしまうのですね。その場合は、日陰を探して、柔らかい太陽光で撮影するのが良いかと思います。次に、逆光撮影ですが、ふわりとした雰囲気がある写真が撮影できます。ただ、愛犬が真っ黒になってしまうのですね。フィルム時代はレフ板(キラキラ光る板をモデルに当てているのをテレビドラマなどで見かけたこともあるかも知れませんね)などを使用していたのですが、今の時代、携帯の内蔵アプリでシャドウというところをいじるだけで、ほぼ同じ効果が得られます。非常に簡単なので試してみてください。最後に半逆光ですが、影の部分と太陽光に当たってる部分がくっきりするので、雄々しく写ります。可愛いより、かっこいい写真が撮影したいという方は是非、試す価値ありますよ!
ザクっとですが、愛犬撮影のヒントになれば良いかなと思い書いてみました。
リクエストがあれば、飛行犬の撮影とか、並びの撮影のコツなども今後、書いていこうかなと思っています。
小難しいことを少し書きましたが、愛犬撮影にルールはありません!
技術ではなくハートで愛犬の写真を楽しく撮影してくださいね。
]]>飼い主さんです!と言い切りました。
なんでという方は、一回目をさらりと読んでもらえると嬉しいです。
と、言いましたが、トーさんはプロの写真屋なので
ちょっとしたテクニックは頭の引き出しの中にいっぱい隠しています。
難しい、プロの技術なのだろうと訝しがる方もいるでしょうが、
そんなことはありません。プロのレベルというのはお客様が
満足できる写真を、限られた時間の中で撮影して、紙なのかWEBなのか
を判断してフィニッシュさせるということなのです。それは、どんな状況でも
それをしなければならない。
野球で言うとデッドボールでも塁へ。サッカーで言うとオウンゴールを狙っても
点をとる。失敗は許されないから、時に姑息な手も使うと言うことです。
皆さんは、堂々とリラックスして楽しんで撮影しましょう。
失敗したら、何回でも撮影しなおせば良いのです!
と言うことで、アマチュアの方でも愛犬に撮影できるテクはいっぱいあります。
簡単なことだけど、やって見ると、意外に可愛い写真が撮影できる!
こんなコツを少し紹介してみます。まずは準備編です。
高いカメラとかいらないですよ。準備するものはスマホだけ。
むしろ、スマホの方が良いのです。
一眼カメラって、なんかに似ていませんか?そう、銃です。
トーさんだって、知らない人に銃を向けられれば震えあがります。
怖いですよね〜。それは犬にとっても同じです。
きっと遺伝子の中に遠い過去の狼時代、銃で追われた記憶が入っているのかも
知れないし、レンズのこちら側の良い写真を撮影するぞ!という気迫が圧となって
伝わってしまうのかも知れません。狙いを定めて、引き金(シャッター)を引く感覚は
暴力の一つですよね。犬はヘーワが大好きなので、外からの強いエネルギーを
敏感に察してしまうのです。
人間でも、大きなカメラで撮影されるのが好きな人は政治家と芸能人くらいです(笑)
なので、どうしても一眼レフで撮影したい人は、まずは愛犬にカメラをくんくんさせて
これは、危険なものではないということを覚えさせてください。
トーさんは、初めての犬の撮影の時には、コミュニケーション8割、撮影2割の
時間割で行なっています。危ない人じゃない、危ないモノじゃないと覚えてもらうのには
それくらいの時間が必要かなと思うからです。
そして、シャッターを押す度に褒めてあげてください。
トーさんはやりませんが、撮影したらおやつを上げて、良い記憶を擦り込むのも
一つの方法です。撮影は楽しいなあと犬に思わせてください。
愛犬がレンズを向いている写真が撮影したい!記念写真のようなカット欲しいという方がいれば、もう一つ準備があればより良いですね。それは、もう一人、人間、愛犬に嫌われていない人間が撮影者の
隣にいることなのです。家族の方、彼氏、ご主人、奥様、友達などなど、誰でも良いです。
理由は、最近のスマホは大きいので、手で固定するのがなかなか大変だからです。
特に手が小さな女性や子供にとって、愛犬をフレームの中に収めるのは一苦労。
犬は止まってくれないことの方が多いですからね。そうなると集中することになります。普段はのんびりと笑顔で接しているのに、愛犬に無意識に圧をかけてしまうのです。
そして、犬は一つのことにだけ集中します。もう一人、側にいて、声をかけてあげるだけで
犬はそちらに集中します。その隙にカシャ!プロの現場でも、同じようなことをやっています。手の空いたライターさん、編集者さん、時にはスタイリストさんまで加わって
トーさんの後ろや隣で、犬に注目してもらおうと声をかけたり、踊ったりと
側から見ると、こいつら、アホの集団と思われること間違いなし(笑)
それに、外で撮影したりする時は、事故や脱走などのアクシデントを避けるためにも
一人サポートの方がいると、グッと安心できますよね。
少々長くなったので、実践編は次の回に書きます。ではでは!
]]>犬は人の約4倍のスピードで生きていますから、ある時点から
人の年齢を超えていきます。シニア期というものですね。
以前に比べて足取りが重くなった、寝てばかりいるなあから始まって、
白内障、緑内障で目が見えなくなってきたり、耳が遠くなったかな?
さらに年齢を重ねると寝たきりになることもあります。
自分の年齢と重ねてしまって、それを悲しむ飼い主さんも
多いし、最悪、みすぼらしいと捨ててしまうようなひどい飼い主
(あえて、さんはつけません)もいます。
トーさんは犬を飼うということは、犬生を、命を、預かるということだと思っているので
こういう輩は地獄に落ちてしまえといつも思うのです。
シニア犬、可愛いですよ!正確に言うと犬はいつだって可愛いものです。
だって、一生懸命生きているから、そこに悲壮感なんてどこにもない。
人の方で、勝手に可哀想がっているだけです。
トーさんは先代犬のひじき(スコテッシュ・テリア)が虹の橋を渡って
火葬にした時、骨になった彼に号泣しつつも、ああ可愛いなあと
呟やきました。本当に愛しかったのです。
確かに、犬を飼っていると気づくのですが、
ある時期から急にできないことの方が多くなってきます。
でも、できることの方が遥かに多いのです。
それを共に喜んであげると愛犬も嬉しくなってもっと可愛くなります。
それに、人がしてあげられることって、結構あるんですよ
昔と違って、今は老犬介護の用品もずいぶんと充実してきました
補助用のハーネスをつけてあげるだけで、犬は歩けたりするし、
カートで、外の空気を味わうだけでご機嫌になったりします。
歯が抜けたって、食べ物を工夫してあげることで、食欲をキープできるし
毛艶も良くなったりします。老いを怖がらずに、目をそらさないで、
骨になるまで愛犬と一緒に今日という時間を楽しみましょうよ。
シニア期ほど、愛犬との絆が深まって最高の日々、
そして、あなたの笑顔がシニア犬にとって一番のご褒美なのです!]]>もう成犬なのに!また、失敗した!何度言ってもわからないの!
私のこと馬鹿にしているの!イライラオーラ溢れだす時もありますよね
わかります。トーさんも、今朝、「またチッコ失敗したのかあ〜?」
と床を雑巾掛けしながらくるみに苦笑いしたばかりですから。
自分ではしつけが難しいと感じ、プロにお願いした飼い主さんもたくさん
います。トーさんは、犬の雑誌作りに関わって長いので
たくさんのしつけの専門家の方とお仕事をさせてもらっています。
そこで、最近思うことなのですが、多分、しつけに「正解」というのはないのだろうと。
しつけ方法にはいろんなやり方があります。トレーナーや訓練士の先生方は、
豊富な経験と真摯にしつけのロジックを学び、それらを駆使した、独自のトレーニング方法を編み出して生徒さんである飼い主さんに教えています。
なので、大概の犬はうまくしつけられて、立派な家庭犬として
家族と暮らして行くようになります。
ところが、プロの手を持ってしても、うちの子は、どうもしつけがうまくいかない。
先生のところでは、良い子なのに、うちに帰ってくると
悪い子になってしまう、、、、それも、またよくあることなのです。
トーさんは、泣きそうな飼い主さんに相談されると笑って言います。
「だって、犬ですから」
何もしなくても、良い子でいてくれる犬もいます。
と思えば、ある日を境にいたずらばかりする子に変身したり、
宅急便吠えというのですが、業者の方が玄関に立つと
ワンワン吠えたりなどなど、例をあげれば数え切れないくらい。
大概は、理由があります。散歩の時間が短くなって、
お留守番の時間が長くなったり、引越したり
家族が増えたり、減ったりなど、人間側の環境が変わっているのです。
仕事が忙しくて、イライラしてませんか?心配事はありませんか?
犬はじっと飼い主のことを見ています。日々異変がないかをチェックしているのです。
犬は安定が大好きです。
安定が崩れると、犬は不思議なことに人間が嫌だなと思う行動をとるような気がします。
犬なりに僕をちゃんと見てよと主張しているんでしょうね。
いじらしいと思いませんか?
主張は悪いことばかりではなく、例えば、保護犬の子は自分の命を守るために、自分の性格を殺して生きながらえることもあります。保護犬を迎え入れた家族に対して
最初は、穏やかだった子が急に主張することがありますが
それは、「ここは安心する家なんだ、ちょっとわがまま言っても良いよね」
と安心しているケースが多いです。この場合は喜んであげたいですよね!
トーさんはヘーワと呼んでいますが、犬の周り5メートルに
なるべく温和な時間が流れるよう心がけています。
もちろん、日々の暮らしは人間だって大変です。
悲しいことだって、腹正しいことだってあります。
でも、犬には関係ないのです。飼い主さんと自分の間だけが世の中の全てなのだから。
だから、愛犬にはこれだけはわかってもらいましょう。
いつだって君にとってお家は安心だってことを。
話すこし逸れてしまいましたが、トーさんはしつけに関しては、3つのことを常に心がけています。
1、根気よく、何回でも繰り返す
2、失敗した、成功したと一喜一憂しない
3、根気よくやって、ダメならいろんな方法を試してみる
褒めるのが良いのか、厳しく叱るのが良いのか?
おやつを使うか、使わないか?
最初に述べましたが、それは愛犬次第だと思うのです。
人間だって、いろんなタイプがいるのだから、犬だって
同じです。すぐできる子もいるし、そうでない不器用な子もいるし、
かまってちゃんもいれば、かまい過ぎが嫌いな子もいます。
具体的なしつけ方法はネットにいくらでも書いてあるので、
ここでは、割愛しますが、その子にあっている方法を探していきましょう。
しつけは、家庭犬として人間と共に過ごすには必要な事だと思いますが、
犬と人間は同じじゃないというアタリマエを前提にするべきではないでしょうか?
だからこそ、わからなくても、わかりたいという気持ちだけは忘れたくないですよね。
しつけは一生と思い、
Take it easy !
気楽にいきましょう!
]]>数えきれないくらいの犬たちの写真を撮影させてもらってます。
飽き性な僕が毎回、新鮮な気持ちで撮影に臨めるのは
きっと、犬たちがいつも違った表情を僕に見せてくれるからなのでしょう。
笑ったような顔、困ったような顔、ちょっと怒ったような顔をした時は
とりあえず、撮影はちょっとお休みとか、レンズの向こうにはいつも小さなドラマが
ありました。写真屋家業ゆえに、よく飼い主さんに聞かれるのですが、
「どんな機材を使っていますか?」とか
「どうしてこんな表情を撮影できるのですか?
僕は答えます。そしてたいがい、ぽかあんとした顔をされるのです(笑)
「どんな機材でも良いんですよ。僕はプライベートの写真は、ほとんど携帯のカメラです。
そして、僕よりあなたの方が、きっと素晴らしい写真を撮影できますよ」
理由はあります。
僕はプロですから、お客様が満足する写真を撮影します。
それは、制限がかかるということなのです。
例えば、商品の広告だったりすると犬と同じくらいに商品も
目立たせなくてはいけなかったり、躍動感を求められれば
走り回っている写真、安らかな表情だったら、すやすや寝ているような写真などなどと
決められた枠の中でシャッターを切るのです。
加えて、それを限られた時間の中で撮影しています。
そういった訳である程度の技術が必要なのです。
これは、プロの方が仕事に影響するのであまり言わないのですが(笑)
僕は飼い主さんが撮影する写真が一番チャーミングだと思っています。
テクニックとかじゃないのです。そこには素顔の愛犬の表情や仕草が
あります。一番近い人が、好きなだけ時間をかけて
撮影するんですから!誰にも見せない顔を見せてくれるはずです。
それはかけがえのない一枚になると思うのです。
僕にしても同じです、最高の犬写真!それは過去や現在の愛犬の写真なのです。
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